真鯛のうずまき。【ショート動画でどうぞ】

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真鯛の養殖を行う宮田水産が管理している養殖網。
何匹いるかは聞き忘れましたが、真鯛に囲まれながらの網掃除を簡単にご紹介します。

潜水作業①餌の残りと、何かを探す

餌として藻を投下すると、細かい網の底には、食べ残しの餌が蓄積します。
それを掃除する為に、定期的に潜水士が掃除をするのです。

ここで、隠れた重要な仕事。
養殖網の中ではどうしても、絶命する鯛が数匹出てきます。
放置しても直接の問題はありませんが、極力早めに回収して、近くにある愛媛大学も併設される施設へ持ち込み、検査を行います。寄生虫なのか、ウイルスなのか、魚の状態を解剖して確かめて、早めに問題を認識するのが大切とのこと。頻繁に潜ってケアをする、大切に育てる為の隠れた仕事ですね。

潜水作業②謎のロープ

謎のロープを結びに行くのも仕事の一つ。
このロープは陸上へ伸びています。
魚を入替える時などに、魚を一か所へ集める為、地上からこのロープを引っ張るのです。

実はロープの用途が2種類あって、魚を追い込むために使用する物と、網を変えるときに底から引っ張る物があります。用途に応じて、結ぶ場所やロープの種類を変えて、どうにかこうにか使い勝手の良いようにしているそうです。

真鯛養殖の作業風景、ほんの少しですが紹介させて頂きました。
ご協力頂きました、宮田水産様、ありがとう御座います。
夏にもまたお呼びください。