和名:オニオコゼ(鬼虎魚)
英名:Devil stinger (悪魔の毒針)
学名 : Inimicus japonicus
カサゴ目オニオコゼ科
体の特徴
体長:約20~30cm
形:形状は他のカサゴ類に似ている
体全体に突起があり、皮膚がボロボロのように見える
大きな背ビレには強力な毒針を持っている
口は上向きにつく
メスはオスより大きくなる傾向がある
体色:黒、茶などの褐色系が多いが、様々な体色の個体がいる
オレンジ色の個体も稀にいる
見た目の通りオニのような容姿をしています。
顔はかなりイカツイ感じに仕上がっています。。。わら
いる場所・食べ物
いる場所:砂地や岩場
環境に擬態し、じっと動かないことがほとんど
食べ物:小魚、甲殻類など
待ち伏せをし、近くに来た獲物を一瞬で捕食する
見事に擬態しているので、いると知らずに触れてしまうことがあります。触れてしまうと針で刺されてしまう可能性が大きいので注意が必要です。。。
その他生態
毒 : 強力
刺されるとアナフィラキシーショックをおこす可能性もあり、最悪の場合死亡する
刺されて死亡した例もある
産卵期 : 5~8月
活発に産卵をするのは6~7月とされている
活動時間 : 夜行性
人とのつながり
食用:あまり食べられない
市場にあまり出回ることは無いが高級魚として扱われる
漁獲量が少なく、可食部位もあまりない
刺身、唐揚げ、みそ汁などがおいしい
調理の際は毒針を取り除く必要がある
その美味しさから夏のフグとも呼ばれており、淡泊で身がしまっているのが特徴です。
生きているうちに一度は食べていたいものです。。
見えるかもレベル
海底が見える船(通常コース) ★
海底が見える船(冬季コース)★
ダイビング ★★ (主に瀬ノ浜周辺、鹿島周辺)
体験ダイビング ★★
シーウォーカー ★★
スノーケル ★★
※水温や潮の流れなど環境条件によって変化します
