観光船の定期点検が行われました。
中泊に停泊中のユメカイナ、外泊に停泊中のガイヤナ、
西海観光船の館内でそれぞれ検査を受けます。
船の通常点検と、その検査
船のエンジンをかける前に行う、出航前点検。
- エンジンオイル
- 冷却水
- 燃料
- ベルト類
点検後にエンジンをかけて、必要書類に色々書き込みます。
普段はこれでお終いです。
今回の検査は、
法令で定められている「日々色々書き込んだ書類」のチェック。
それに加えて、
視程500m以下、波高1.5m、風速10m。
運行可否基準や安全体制等を口頭で聞かれるので答えます。
「船の検査」ではなくて、
安全を守る「体制の検査」がメインの検査です。
船の掲示物等もチェック
検査官と一緒に外泊のガイヤナまで。
船に、速力基準表、緊急経路、緊急連絡先、テロ対策、感染症対策など、
様々な物が掲示・備え付けられているかをチェック。
特に航海日誌や記録簿等はしっかり確認します。
法律で義務付けられた書類が本当に沢山あるのです。
今日は無事に2隻の船、待合所も全て検査に通りました。
他の検査。JCI
船舶本体の検査も先日終わらせました。
船舶本体は小型船舶検査機構(JCI)にお願いします。
おおよそ年間で、JCIの検査、国土交通省の検査2回を行っています。
船舶本体の検査は陸揚げして行いました。
検査官が船底をハンマーで叩いて厚みの確認等を行います。
我々はその間に防食亜鉛の交換です。
船が海水で腐食して穴が開くので、亜鉛板を張り付ける。
すると、なぜが船より先に亜鉛板が溶けて、船に穴があかなくなるのです。
5.6月の検査も全て通り、夏に向けて準備万端です。