和名:アオウミウシ(青海牛)
英名:blue sea slug(青いウミウシ)
学名 : Hypselodoris festiva
裸鰓目イロウミウシ科
体の特徴
体長:約2~5cm
形:体は長細くナメクジのようで、触角が背面側に左右一つずつ付いている
体の後方にエラが付いており、花が咲いているような形状
体色 : 全体が青い
体のふちが黄色くなっており、中央のラインとその付近の模様も黄色
触角はオレンジ
エラは白でふちはオレンジになっている
恐らく日本で一番有名なウミウシがこの種です。青い体色に黄色とオレンジがとても映えます。
よく見ることが出来ますが、サイズが小さいので目を凝らす必要があるかも知れません。。

いる場所・食べ物
いる場所:岩場やサンゴ群生地など様々
食べ物:カイメン
クロイソカイメンのみを食べるとされている
幼生は植物プランクトンを食べる
ウミウシは偏食の種類が多く、特定のものしか食べないというのが多いです。まだ研究が進んでいない為、これから食性もどんどん解明されるかもしれません。

その他生態
産卵期 : 5~8月
リボン状の卵を岩などに産み付ける
雌雄同体 : オスの生殖器官とメスの生殖器官を一個体で持っている
オスやメスは関係なく2個体が集まることで交尾することが出来る
ウミウシは雌雄同体の種類が多く、アオウミウシもこれにあたるとされている
触角 : 匂いを感知する為に使われている
感知できる面積を増やすために、表面は凹凸やひだ状になっている

人とのつながり
食用:食べられない
食べるという話は聞いたことありません。
もしかしたらどこかでは食べられているかも知れませんが、エサによっては体に毒をためている可能性もあるのでおすすめはしません。。。
見えるかもレベル
海底が見える船(通常コース) ★
海底が見える船(冬季コース)★
ダイビング ★★★★ (おおよそどのポイントでも見れる)
体験ダイビング ★★
シーウォーカー ★★
スノーケル ★★
※水温や潮の流れなど環境条件によって変化します
