先週、黒潮が入り、海が突然綺麗になりました。
綺麗で魚が多い海は、人の目を楽しませてくれています。
今日はその時に撮影した画像を少しだけご紹介です。
南予・愛南町の「横島」 生き物の環境条件
サンゴ群生、2.5km続く横島。
無人島「鹿島」のさらに沖へ
陸地からおよそ9kmの場所に浮かぶ島です。
今でも手付かずの環境が残るこの場所は、数多くの魚が住む環境が構築されています。
きびなごが川の様に泳いでいて、群れをカンパチ、ブリ等が追いかける様子も見れます。
浅場のサンゴ群生地がとてもきれいな横島。
海の中は深くなればなるほど、赤色の光が届かなくなります。
ストロボなしで写真が綺麗にとれる5mより浅い場所がとても綺麗です。
基本的に、小さな魚は身を隠すために、
サンゴや岩場の影、
浅くて大きな魚がいない場所へ集まります。
深い場所には捕食者がいるので、食べられないようにしています。
サンゴは隠れ家になったり、知られていない事かも知れませんが、
サンゴを食べる魚も沢山いるのです。
豊かな生態系の維持、多くの種類の魚を育てる環境構築には、
サンゴがあることも、大きな条件の一つになっています。
動画で見る!愛南町の無人島「鹿島」 夏は定期船が毎日運航!
鹿島の定期船が止まる桟橋の脇には、沢山の魚が集まります。
普段シーウォーカーで皆様をお連れしている場所には、きびなごが集まることが多く、
運が良いと動画の様に、魚に囲まれることも少なくありません。
この日は南予・愛南町の海を一度でいいから体験してみたいと、
松山から体験ダイビングに来て下さったお客様。
転勤で東京へ行かれる1週間前、運の良い日に当たりました。
いつもこんなに綺麗な訳ではないのです。
海の水が綺麗すぎるとプランクトンがいなくなるので、
それを食べる魚が生活できなくなる。
これだけの量の魚が生活するには、濁った海も必要です。
定期的に綺麗な潮と、濁ってるけど栄養が多い潮が入れ替わる環境がある。
その環境が圧倒的な魚の絶対量を支えています。
無人島鹿島は8月末まで、毎日渡れます。
体験ダイビング、シーウォーカー、シュノーケルもできます。
是非遊びに来て下さい。