30年間続くビーチクリーン活動。
30回目の活動が2024年6月29日に開催されました。
ご参加頂いた皆様、いつもありがとう御座います。
来年も行いますので、是非ご参加下さい。
宇和島海上保安庁、愛南町役場の皆様もご参加頂いてます。
30年、故郷の海に少しだけの恩返し
普段の生活の中で、たまには環境のことに携わってみる。
続けやすいようにライトな活動で続けています。
ダイバーチームは準備中。2人で1組になって、各チーム海へ。
水中では極端に大きいゴミや、得体の知れない液体が入った物など
危ないものも沢山あります。簡単に取れる物をみんなで集めて、
のんびりと清掃活動を行いました。
愛南の豊かな海が続くように、これからもこの活動を続けます。
40分程の清掃活動を終えた後は、
ウッドデッキでお弁当を食べて、サンゴの保全活動に備えます。
サンゴ保全活動 in鹿島
午後はゴミ拾いではなく、サンゴ保全活動です。
サンゴを食べてしまう貝を駆除するのが目的。
到着桟橋で記念撮影の後、活動実施。
鹿島コーラルビーチには沢山のサンゴがありましたが、現在は回復の途中。
2017年頃の台風で、成長したサンゴが全て壊れてしまったのです。
2-3年程の、大きさが30cmを越える新しいサンゴが増え始めています。
とにかく、魚が沢山いる場所なので、保全活動を行いながら魚を観察してきました。
サンゴを食べてしまう貝は、サンゴの隙間に隠れています。
ピンセットで取ります。
サンゴが死んでしまうと、白くなります。
泳いでいて、サンゴが白くなった部分を発見できれば、
何かしらの異常がある。そこで駆除活動を行う流れです。
主にレイシガイと呼ばれる貝が、サンゴを食べてしまいます。
駆除対象としている貝は16種類程いるのですが、
パレットに並べた後の選別作業。大変です。
それぞれの種類をカウントして、データとして残します。
長年蓄積したデータが、どこかで使われるかも知れません。
使われないかも知れない情報を残していく、とても地味で大切な作業です。
毎年6月の最終週に行うことが多いです。
来年も是非ご参加下さい。