AOW取得コース、実際に行ったドリフト等 合計2日間 5Diveのコース

Ainan-Diving-Log

時系列が前後しますが、アドバンスド、SSIでの名前は「アドバンスドアドベンチュアラー」取得コースが開催されましたので、その時の様子をご紹介します。この冬は、新しい出会いも沢山ありまして、事業内容が増えてバタバタと過ごしていました。

もう季節風も治まり始めましたね。
そろそろ、海の時期が始まります。

アドバンスド 合計2日間 5Diveのコース

アドバンスド講習は、数多くの特別な授業「スペシャルティ-SP」の中から5つ選んで、それぞれの授業の体験ダイビングを行います。合計で5個のSPを体験したら「アドバンス」と認定されます。(一応触れておきますが、SSIでは、もう一つ上にAOWが設定されていて、世間一般で言われるアドバンスが「AA(Advanced Adventurer)アドバンスドアドベンチュアラー」と呼ばれるランクに指定されています。

可能であればSPを取得した方が技術が身につくのですが、時間も費用も必要になるので、AAでも問題ないと思います。

西海観光船の場合は、ディープ、ボート、ナビは必須項目。他の二つを選択式にしています。
殆どの方が、ナイトとパーフェクトボイヤンシーですね。

ただ、中性浮力の練習などは全てのSPに共通していますので、できるだけ、その方が必要としていることに合うように、その場でオリジナルな講習を組み立てるように心がけています。

今回のAAは「ディープ、ボート、ナビゲーション、ドリフト、ナイト」

ウシノシタ、を発見したナイト。砂、岩、藻場などの環境変化が多い場所なので、珍しい魚が舞い込んできます。砂地へホウボウを探しに行ったときに、偶然見つけました。講習時の水温は18℃程。4月はまだ冷たい水温が続きます。

今回は、少ししたらドリフトを控えた方のご要望でアドバンスを行いましたので、SP体験の一つにドリフトを入れます。ダイビングの最中、永遠と水深5mでキープする練習です。

ガイドと同じ水深を永遠とできる技術があれば、後は注意をよく聞けばあらかたの場所は大丈夫。ただし今回はドライスーツだったので、実際の流れが急な場所に行ったのではなくて、中層をずっと泳いで、最後にフロート打ち上げの練習をして終わる講習にしました。

ただ、水中でフロートを打ち上げるのって、皆さんは殆どないと思います。
(ガイドがやってくれますので…。)

迷ったときなども、対処を知っておいたら良いなと思って、皆さんにトライしてもらっています。

5mで打ち上げて、安全停止して、上がってくる図。

最後に行ったのが、ナビゲーション。
実際のガイドルートを陸上で作ってから、先頭でガイドをしてもらいました。

  • 水深=NDL
  • 時間
  • 残圧
  • ナビゲーション
  • 魚とか面白さ

実際にガイドをするときって、沢山のことを考えないといけないのですよね。
初めて先頭に立つときに、強いストレス環境下におかれますが、それが後のダイビングが楽になって、良いのです。

本当は全員に先頭をやってもらいたいのですが、この日はバディダイビングって体でガイドをしてもらいました。わざと迷いやすい広大な砂地を入れることで、コンパスが本当にあっているかどうか、疑心暗鬼になる感覚を知ってもらいます。

私はいまだになります。
コンパス、ホンマにあっとるんかい?
あ。合ってたわ。

多分、永遠にこんな物なのでしょう。

という事で無事にアドバンスドアドベンチュアラーが終わりました。
次回は沖縄でお会いしましょう。

現地集合、現地解散のスペシャルツアー予定です。