和名:イサキ(鶏魚)
英名:Chicken grunt (鶏のように鳴く魚)
学名 : Parapristipoma trilineatum
スズキ目イサキ科
体の特徴
体長:約40~50㎝
形:体中央の体高が高い
やや長細い
鱗は小さい
体色:淡い黄緑色で若い個体は3本の縦縞が入る
成体になると縦縞は消えていくが、春夏は縞が現れることがある
腹は白い
若い個体は色鮮やかで非常に綺麗です。よく観察すると黄色が強い個体や縞が消えかかっている個体など様々なので面白いです。
いる場所・食べ物
いる場所:潮通しの良い沿岸で群れをつくる
特に黒潮流域によくみられる
昼間は海底付近、夜は水面近くまで浮上し食事をする
幼魚は海藻類の多い浅場で生活
食べ物:主に小魚、甲殻類、多毛類(ゴカイなど)
大きな群れに遭遇すると360度イサキの壁になることがあり、数で言うと数千匹にもなります。海の一員になれたような感覚に思えます。
その他生態
産卵期 : 5~8月
個体の大きさにもよるが、一匹で約120万個の卵を産む
卵は分離し、水中を漂いながらだいたい一日で孵化する
120万個は産みすぎなきが。。。わら
海にいる数を見るとそれくらい産んでいるのかもなと納得する気がします。。
鳴き声 : グーグー
イサキ科の魚は陸上に上がると、グーグーと鳴き声のような音を出す
人とのつながり
食用:よく食べられる
春から夏が旬で刺身やカルパッチョ、塩焼きなどで食べれられる
養殖も行われている
呼び名 : ウリボウ、イノコ
幼魚の黄色い縞がイノシシの子供に似ていることから呼ばれる
程よく脂ののった白身でとてもおいしいです。イサキといったら塩焼きですが、旬を迎えた身は最高です!
見えるかもレベル
観光船(通常コース) ★★★
観光船(冬季コース)★
ダイビング ★★★★ (主に横島、鹿島周辺、カナガサキ)
体験ダイビング ★★
シーウォーカー ★★
スノーケル ★★
※水温や潮の流れなど環境条件によって変化します